コンテナハウスの価格は?おしゃれだけどデメリットはあるの?

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倉庫やガレージでよく利用されることがあるコンテナハウスですが、

おしゃれな外観にもなり住所用や店舗としても最近は増えてきています。

コンテナハウスの価格や注意点、デメリットについてお話していきます。

目次

コンテナハウスの価格と注意点

コンテナは建築確認を取らないと違法建築

コンテナハウスは中古の海上コンテナをイメージされる方が多いと思います。

実際以前は倉庫などに中古コンテナを購入して自由に設置している

のもよく見かけました。

実際の所は建築物として建築確認を取る決まりになっています。

以前から決まっていることですが、あまりにも違法設置が多いため

改めて通知等も出て徹底しているようですね。

近年、コンテナを倉庫として設置し、継続的に使用する例等が見受けられますが、このような随時かつ任意に移動できないコンテナは、その形態及び使用の実態から建築基準法第2条第1号に規定する建築物に該当します。

 このため、一般に、建築基準法に基づく確認申請を行い、確認済証の交付を受けないと設置できませんので、ご留意ください。

 また、すでに設置されているコンテナを利用した建築物について、建築基準法に適合しない事項がある場合には、その所在地を管轄する特定行政庁より、違反建築物として扱われ、是正指導や是正命令の対象となりますので、ご留意ください。

 詳しくは、以下の関係通知等をご参照いただくほか、所在地を管轄する特定行政庁にお問い合わせ願います。

コンテナを利用した建築物の取扱いについて

コンテナは建築用コンテナを利用する

海上コンテナも輸送用の国際基準は満たしていますが、

建築に使用するとなると構造も建築の基準を満たす強度が必要になってきます。

それを海上コンテナの出来上がっているこんてなで満たそうとすると余計に

費用が掛かってしまいます。

本来建築用のJIS規格に適合して厚みのある鋼材を使用した重量鉄骨仕様の

コンテナが建築用コンテナとして製造されています。

コンテナの値段はいくら

コンテナの再利用はコストも安く抑えられるイメージをお持ちの方も

少なくはないのではないでしょうか。

コンテナはサイズによっても大きく違いがありますが、

実際中古の海上コンテナは20万から100万程度で購入することができます。

ですが、中古の海上コンテナが利用できないとなると

建築用のコンテナは100万円からと一気に上がってきます。

それに設置工事や基礎工事内装工事等含めると

300万から500万くらいの金額にはなるでしょう。

コンテナハウスの価格は木造より高くなる

実際以前から許可されていたわけではないですが、

グレーゾーンで中古コンテナを建築確認無しで

設置していた事例が多かったころは頃は安く設置可能でした。

現在は厳格化されているため建築用のコンテナを購入すると費用は高額になります。

現状ではまだ中古の建築用コンテナはあまり出回っていないですね。

実際住宅2で使用するとして20フィート2列で積み上げても17坪程度で床面積になりますが、

住宅として名小さいですが、1000万から2000万程度は費用が掛かってきます。

金額は状況により違いがありますが、

鉄骨住宅よりは安いかもしれませんが、木造住宅よりは高い状況が比較的多いと言えます。

ガレージでも木造の方が応用も効いてリーズナブルで利用もしやすいと言えます。

コンテナハウスのメリット

錆の対応さえすれば耐久性は高い

鋼製なので錆の影響は受けますが、

基礎をしっかり工事して塗装のメンテナンスを行っていれば

耐久性はかなり高いと言えます。

作り方によっては移動が可能

ガレージ程度で余計なつくり込みをしていなければ

移動も可能であるところはコンテナの良い所です。

ですが移動は簡単ではなく運送費も高額になりますので

移動前提ではない方が良いですね。

コンテナハウスはおしゃれでデザイン性がある

カフェや店舗棟でも利用されることが最近は多く

カッコよくてスタイリッシュな印象で

デザイン性は高いと言えます。

耐震性がある

構造は丈夫なつくりになっていますので

日田済みでしっかり基礎に緊結して設置をしていれば

耐震性等は非常に高いと言えます。

コンテナハウスのデメリット

断熱は欠かせない

鋼材でできていますので断熱工事は重要です。

そのまま利用することは可能ですが、

かなり過酷な状況になります。

コンテナを利用するのであれば断熱工事はしっかりと行うのがおすすめです。

想像以上に費用が掛かる

先ほども挙げたようにかなりローコストのイメージがある方は少なくないでしょう。

実際新品の建築用コンテナを利用すると

木造建築等より費用が掛かります。

設置経路も重要

コンテナハウスは仕上がった箱を搬入するので

設置場所や搬入経路等の確保が大切になります。

事前にしっかりと計画するようにしましょう。

固定資産税がかかる

コンテナハウスは建築物になりますので固定資産税も

課税されます。

安易にコンテナ等でガレージ等を作ると

無駄に費用が掛かる場合もありますので注意するようにしましょう。

車輪の付いたシャーシーにコンテナを乗せたトレーラーハウス

だと固定資産税等は掛かりません。

コンテナハウスの価格まとめ

コンテナは価格だけ見ると比較的高額になってくるのが

実際の所です。

移動が可能である点と耐久性の高さを踏まえ

長く利用したい方にはおすすめと言えます。

撤去移動を踏まえた店舗やガレージに適していると言えます。

コンテナの強みを生かせる利用の仕方であれば

コンテナハウスは非常におしゃれで長く利用できるおすすめの建物です。

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