サッシのガラスの種類が知りたい!おすすめ省エネガラスは?

ガラス種類
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サッシのガラスの種類

フロートガラス

最も一般的に使用されているガラスで透明のいわゆる普通の窓ガラスです。

平滑でゆがみのない透明なガラスの為、採光性も良く透視性も良いガラスです。

スタンダードなガラスなので金額も安く在庫も豊富です。

フロート製法と呼ばれる製法で作られることからフロートガラスと呼ばれています。

サッシ以外ではテーブルの天板や棚板などにも使われ厚みがあると強度も出ます。

型板ガラス

型板ガラスは名前の通り片面に型模様をつけた型板ガラスです。

ガラスが柔らかいうちに表面に模様のある「型(かた)」を押し当てることでパターンを付けています。

型ガラスの表面はフロートガラスのように表面は平らではなく凹凸があるため、

凹凸が光を屈折させ乱反射が起きて風景をぼかし視界を遮ることができます。

光を遮るわけではないので透明ガラスとほぼ変わらない透過率で

明るさはフロートガラスと変わりません。

適度に視界を遮りながら光を宇阿波らかく取り入れられるため、

プライバシーを確保する目的です使われることが多いガラスです。

フロストガラス

フロストガラスはサンドブラスト処理に化学処理をしたガラスで

キメの細かいざらざらしたガラスになります。

型ガラスよりもきめ細かくぼかしたシルエットになりますので、

よりプライバシーを確保したい場所に最適です。

価格は型ガラスより高価になります。

網入りガラス

網入りガラスはガラスの製造時に金網のワイヤーを入れ込み防火や耐火、

それに飛散防止性を高めたからガラスになります。火災時の熱にも一定時間耐え炎症や火の粉を防げるため、

防火地域や準防火地域など法規上指定されている防火地域での用途に使用されます。

ガラスが割れてしまった際もガラス破片がワイヤーに引っかかって残るため、

火の侵入を防ぐ効果がありますが、

飛散防止性に優れていますが、割れないガラスや割れても安全なガラスとは違いますので、注意が必要です。

透明なタイプと型模様が付いた不透明タイプががあります。

複層ガラス

複層ガラスは、スペーサーという金属の部材で2枚のガラスの間に中空層を作った複層になったガラスです。

ガラスの間のスペーサーによって作られた中空層には乾燥空気を封入し低利枡

ガラスより熱伝導率の低い空気を挟み込むことにより、

熱移動を防ぎ断熱性に優れていて、冷暖房の消費を抑えることができるので、

省エネ効果もあります。

また断熱性能が向上するため、一般的なガラスと比較して省エネ効果も期待でき、

最近の新築住宅では標準で使用されていることが増えています。

Low-E複層ガラス

Low-E複層ガラスも複層ガラスの一種ですが、

複層ガラスの内側に特殊な金属膜(Low-E膜)をコーティングしたものが

Low-E複層ガラスと呼ばれます。

従来の複層ガラスの断熱効果に加えて夏の日差しをカットして

冷房の効率を高め遮熱効果がプラスされているため、

通常の複層ガラスよりも高い断熱性や結露防止効果が期待できます。

Low-E複層ガラスは、「エコガラス」という共通呼称で呼ばれています。

最近の新築住宅ではこちらのLow-E複層ガラスも多く使用されています。

遮熱複層ガラスは室外側にLow-Eガラスを使用したもの。夏場の日射を遮るとともに、

冬場は室内の暖房熱を反射し逃がさないので、冷暖房の負荷を抑えることができます。

夏は涼しく、冬も暖かいという性能を持つので、

西日のあたる部屋、紫外線による色あせの防止などにも向いています。

Low-E複層ガラスは政策の仕方により仕様が異なります。

遮熱複層ガラスは室外側にLow-Eガラスを使用したもので、

夏場の日射を遮るとともに、冬場は室内の暖房熱を反射し逃がさないので、

冷暖房の負荷を抑えることができます。

夏は涼しく、冬も暖かいという性能を持つので、西日のあたる部屋、

紫外線による色あせの防止に良いでしょう。

高断熱複層ガラスは室内側にLow-Eガラスを用いたもので、太陽の熱を取り入れつつ、

暖房エネルギーを逃がしにくいことで断熱性、保温性に優れ、

結露の発生も抑えることが可能です。

寒さが厳しいエリアに向いているタイプになります。

安全合わせ複層ガラス

2枚以上の「フロート板ガラス」の間に、柔軟で強靭なフィルムの中間膜をはさんで

加熱・圧着させたガラス。

ガラスの間に強度と柔軟性に優れた樹脂中間膜を挟み込んでいるので

破壊されにくく、飛散しにくい複層ガラです。

ガラスと中間膜が加熱圧縮されているので、衝撃などで万が一ガラスが割れた場合でも、

破片が飛散しにくく強風時の飛来物対策や安全性に優れています。

複層ガラスよりも破壊されにくい構造で単板ガラス(フロートガラス)に比べ、

はるかに優れた防犯性能を持っています。

トリプルガラス

トリプルガラスは、3枚のガラスと2層の空気層でできている三層の複層ガラスです。

ペアガラスよりも空気層も多くなるため、

より高い断熱性能を持ちます。

そのため寒冷地でよく使用されることが多いガラスです。

トリプルガラスを使用することで、ペアガラスよりもより高い建物の断熱性を高めることができ

、冷暖房の効きが良くなります。

もちろんLow-Eトリプルガラスもあり、

ガラスの内側の表面にLow-e膜と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングした

Low-Eトリプルガラスにすることで、「断熱性」と「遮熱性」の両性能を持たせることが可能です。

Low-Eトリプルガラスはペアガラスの3倍以上も断熱性、遮熱性が高いと言われています。

真空ガラス

真空ガラスはガラスの中間層が真空になっているガラスになります。

真空になっているということは熱伝導率がとても低く熱を伝えない仕組みになっていて、

断熱性能、遮熱性能がとても高いガラスになります。

真空ガラスは一番の断熱性能を誇るガラスと言えるでしょう。

Low-Eガラスを使用した商品もあります。

他と違う一番の点は真空層は薄くて良いため0.2ミリ程度で済みます。

それにより既存のサッシそのままでガラスのみを入れ替えることができます。

金額は高価なガラスになりますが、非常に手間がかからず高い断熱効果が得られます。

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